《環境適応型》 汚濁水の凝集に優れた効果を発揮します。
特徴・物性フロックサイト FS-15
1.はじめに
近年、産業廃棄物を焼却した際に発生する焼却灰を管理型処分場で埋め立てずに資源として再利用する事が検討されている。しかし焼却灰を再利用する場合、フッ素イオンの溶出量が厳しく制限される。このため焼却灰中のフッ素を不溶化する技術が求められている。
この度当社は廃プラスチック等を主体とした産業廃棄物の焼却灰を対象としたフッ素不溶化剤「FLOCSITE FS-15」を開発しました。
2.FLOCSITE FS-15 性状
「FLOCSITE FS-15」は白色状の粉体で、水を加えた対象灰と混ぜることで不溶化効果を発揮します。
フロックサイト FS-15の物性
製品名
外観
水分(%)
pH(/25℃)
BD(g/ml)
粒径(μm)
FS-15
白色粉末
0.2
7.5
0.80
150
概要・使用用途フロックサイト FS-15
不溶化試験例
[産業廃棄物焼却時に発生した焼却灰]
4-1.溶出試験方法 :環告46号付表;環告18号溶出試験方法による
4-2.フッ素溶出試験結果
①原灰F-濃度 1.96 mg/L
FLOCSITE FS-15 添加率5wt% →F-濃度0.51 mg/L
②原灰F-濃度 1.37 mg/L
FLOCSITE FS-15 添加率5wt% →F-濃度0.67 mg/L
*フッ素イオン電極法による測定
施工実績フロックサイト FS-15()
資料・データフロックサイト FS-15()
フロックサイトシリーズ一覧
製品名・グレード
使用用途
特徴
フロックサイト HG-10
・浚渫泥土
・ため池及びダム湖堆積土
・削井工事発生泥土
・杭汚泥・ボーリング発生泥土
・有機物含有泥土
・生コンスラッジ(脱水前の物)
・その他高含水泥土なら何でも可
・ため池及びダム湖堆積土
・削井工事発生泥土
・杭汚泥・ボーリング発生泥土
・有機物含有泥土
・生コンスラッジ(脱水前の物)
・その他高含水泥土なら何でも可
・高含水泥土改質剤
・改良方法は泥土を水槽やピットに入れてバックホウで混合するのみ
・添加量は泥土1㎥に対して、1~8kg程度
・約10~15分間の混合で瞬時に泥土の移動・搬出が可能
・改質後の改良土は、改良直後でも液状化や再泥化しません
・改良方法は泥土を水槽やピットに入れてバックホウで混合するのみ
・添加量は泥土1㎥に対して、1~8kg程度
・約10~15分間の混合で瞬時に泥土の移動・搬出が可能
・改質後の改良土は、改良直後でも液状化や再泥化しません
フロックサイト HG-be
・削井工事やボーリング工事で発生するベントナイト含有排水の処理剤
・1剤による団粒化および凝集処理が可能
・1剤による団粒化および凝集処理が可能
・ベントナイト排水用凝集・団粒化剤
・固形分濃度の高い汚泥:一塊の団子状に変化(団粒化)
・固形分濃度の低い濁水:凝集沈殿処理が可能
・固形分濃度の高い汚泥:一塊の団子状に変化(団粒化)
・固形分濃度の低い濁水:凝集沈殿処理が可能
フロックサイト HG-30
・セメントミルク、ベントナイト等濃度汚濁水の前処理(団粒化)
・海及び湖沼底質ヘドロ汚泥の前処理(団粒化)
・海及び湖沼底質ヘドロ汚泥の前処理(団粒化)
・高濃度汚濁水の前処理剤(団粒化)
・後の固化処理工程が簡便になる
・後の固化処理工程が簡便になる
フロックサイト製品の物性一覧
製品名
外観
水分(%)
pH(/25℃)
BD(g/ml)
粒径(μm)
HG-10
黒灰色粉末
1.5
8.0
1.0
77
HG-be
白色粉末
0.1
7.24
0.7145
60
FS-15
白色粉末
0.2
7.5
0.80
150
L-A / L-B
白色顆粒状
0
7.5(0.1%solu.)
0.60
1,000
FB-4
淡灰色粉末
1.3
9.5
0.80
110
FS-2
淡黄色粉末
5.0
3.5
0.60
150
GS
灰茶色粉末
3.5
4.0
0.78
120
D-AE
黒茶色粉末
0.5
9.5
0.62
75
AM-17
淡茶色粉末
1.0
4.0
0.90
80
U-7B
灰茶色粉末
1.5
7.5
0.95
90
HG-30
灰茶色粉末
3.5
7.5
0.85
80